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肩こり

肩こりの特徴を
理解しましょう

肩こりとは、首から肩まわりの筋肉が緊張して、こり感張り感重だるさなどが現れている状態をいいます。
この肩こりに、多くの方が悩まされているといわれています。

中には吐き気頭痛などをともない、日常生活に支障が出ている方もいるのではないでしょうか。
肩こりは、長時間同じ姿勢を取っていたり、筋力が衰えていたり、身体が冷えたりしている方に起こりやすくなっています。
今回は、肩こりの原因や症状にくわえて、対処法や予防法についてご紹介していきます。

目次

このようなことに
悩まされていませんか?

  • 慢性的な肩こりに悩んでいる
  • つねに肩が重く痛みもある
  • 肩が張っている感じがする
  • 肩に違和感がある

肩こりの原因や症状について

肩こりの原因

●肩こりとは

肩こりとは、首や肩まわりの筋肉が緊張して、凝り固まっている状態です。
肩こりは病名ではなく症状を指した言葉になります。

●肩こりの原因

・骨格によるもの

頭部の重みを支えるために、首筋から肩まわりの筋肉がこわばり、肩こりが起きると考えられています。
人の頭は、体重の10%程度の重みがあるといわれています。

・人種による体格の違い

日本人は欧米人に比べると、頭が大きく首から肩まわりの筋肉が細い傾向にあるため、肩こりが起こりやすいといわれています。

・血行不良

血液中の成分のひとつである赤血球は、身体の細胞に酸素や栄養素を運ぶ働きがあります。
そのため、血行が悪くなっていると筋肉は必要とする酸素を受け取れず、こり感の原因となる老廃物(乳酸など)が溜まるようになります。

上記のような理由から、身体の冷え筋肉の緊張によって血行不良を起こすことで、肩こりが引き起こされると考えられています。

・長時間の同じ姿勢

長時間同じ姿勢をしていると、首や肩まわりの筋肉に負担がかかりつづけて緊張状態となります。
緊張した筋肉によって血管が圧迫され、血行不良を起こすことで、肩こりにつながります。
現代社会では、パソコン作業スマホ操作などで、首や肩まわりの筋肉が緊張しやすい環境にあり、肩こりを訴える方が多くなっています。

・ストレス

自律神経は、体温内臓機能などをコントロールする働きがあり、人間が生きていくうえで重要な役割を担っています。
その自律神経は、身体を興奮状態にする交感神経と、身体を落ち着かせる副交感神経の2つにわかれます。

強いストレスを感じると交感神経が過剰に働き、血管が収縮して血行不良になることで、肩こりが起こると考えられています。

肩こりの症状

●肩こりの症状

肩こりの症状には、次のようなものが挙げられます。

・張り感、こり感、痛み
・背中に痛みを感じる
・ひどい時はめまいや吐き気がみられる

筋肉の緊張状態がつづくことで、筋肉に「張り」「こり」「痛み」といった症状があらわれる場合があります。
とくに、頭や腕の重みを支えている首から肩まわりの筋肉には、つねに負担がかかっています。

肩こりには、首から肩まわりの筋肉が関係しているとされますが、そのなかでも僧帽筋(そうぼうきん)という筋肉が大きく関わっていると考えられています。
僧帽筋は首から肩、背中までつながっているため、背中あたりまで痛みが広がることも珍しくありません。

また、肩こりの程度によっては、めまい吐き気を誘発することもあります。
肩こりを放置していると、日常生活に支障がでることもあるため注意が必要です。

肩こりの対処法と予防法

肩こりの対処法

肩こりの対処法は、次のようなものが挙げられます。

●ストレッチ

肩こりを自覚した際は、首から肩まわりの筋肉をストレッチしてみましょう。
肩こりの多くは、同一姿勢や不良姿勢などによって、筋肉が緊張することで発症すると考えられています。

ストレッチの方法は、次のようなものがあります。

・首をかたむける
・首をまわす
・肩をまわす
・背中をのばす

このような簡単なストレッチでも、首から肩まわりの筋肉をのばして、緊張をほぐす効果が期待できます。
また筋肉の緊張を防止するため、姿勢を正すことも大切です。
顎を軽く引いて、背中を伸ばすように意識しましょう。

●目を休める

眼精疲労から肩こりの症状があらわれることがあります。
パソコン作業やスマホ操作などで目を酷使しているときは、適度に休憩時間をとるようにしましょう。

目薬をさしたり、蒸しタオルをつかったりして、目を休めるようにすると眼精疲労が改善しやすくなります。
濡らしたタオルを絞り、電子レンジで1分半~2分ほど温めると簡単に蒸しタオルをつくれます。

●身体を温める

身体を温めることで、肩こりの緩和が期待できます。
入浴時には湯船につかり、身体を温めるようにしましょう。

また、靴下をはいたり、上着を羽織ったりして、身体が冷えないようにすることもおすすめです。
夏場の暑い時期でも、クーラーや扇風機の風で身体が冷えることもあるため注意しましょう。

肩こりの予防法

肩こりの予防法には、次のようなものがあります。

●適度な運動

適度な運動によって、筋肉の緊張をほぐしておきましょう。
とくに次のような運動が、肩こりに効果的といわれています。

・ウォーキング
・ラジオ体操
・ヨガ

普段運動する習慣がないという方は、上記のような簡単な運動からはじめてみましょう。
仕事終わりや休日に身体を動かすようにしてみてはいかがでしょうか。

また、階段をつかったり買い物に歩いて行ったりするなど、日々の生活に運動を取り入れることも効果的といわれています。
こまめに身体を動かすことで、肩こりを予防していきましょう。

ご自身で肩こりの改善や予防がむずかしい場合は、当院へお気軽にご相談ください。

著者 Writer

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斉藤
●資格:柔道整復師
●出身地:埼玉県
●血液型:AB型
●得意な施術:一般外傷、スポーツ障害、高齢者変性疾患
●患者様へ一言:
地域のみなさまの健康増進に貢献できるよう、精一杯施術いたします!

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